平原綾香が憧れる村元哉中&髙橋大輔の演技と素顔。「大好きなふたり。セクシーでカッコよくて」 (2ページ目)
『LUXE』では平原さんが主題歌を担当したこの記事に関連する写真を見るーーそんな髙橋選手の第一印象はどんな感じでしたか?
平原 髙橋さんとの出会いは、(2007年の)日米対抗フィギュアスケート競技大会でした。私は国歌と、大会のために制作した楽曲『To Be Free』を歌わせていただいたのですが、それに合わせて選手たちが滑るパフォーマンスがあったんです。そこが髙橋さんとの初めての共演でした。私が歌っている前を選手たちが滑っていくんですけど、髙橋さんは私のほうへ手を振りながら滑ってくれて。優しいお人柄を垣間見ることができました。
ーーその後、『氷艶』で共演。その公演の1カ月半後に村元選手とチームを結成し、アイスダンス転向を発表しました。そのニュースを聞いてどう思われましたか?
平原 一度引退したのちに、また選手として復帰することがどれだけ大変なことか、当時はあまりわかっていませんでした。
でも、(復帰を聞いた時は)選手としての髙橋さんをまた見れるんだと思うと、とてもうれしかったです。 そのあとのアイスダンスへの転向も、シングルとは違うアイスダンスならではの......靴やルールも違うんですよね? ペアの相手を持ち上げるのに必要な筋肉も鍛えないといけない。
私自身『氷艶』や『LUXE』の出演をきっかけにアイスショーやフィギュアスケートに触れる機会も増えてきたなかで、そういうことが少しずつわかるようになったこともあり、今となってはすごい決断をしたことが理解できます。挑戦し続ける彼を尊敬しています。
優しいままで夢を叶えて欲しい
ーー2021年5月の『LUXE』で2年ぶりに再集合した時は、村元選手と髙橋選手がアイスダンスのチームとなっていました。
平原 大会で『ソーラン節』を選曲したふたりですが、練習する様子を『LUXE』のお稽古の合間に少しだけ見ることができたんです。それはとてもぜいたくな時間でした。
ーー平原さんから見て、ふたりの音楽表現についてどう思われますか?
平原 西洋音楽のリズムの取り方に加え、オンビートでバチッと決めていく表現をしているところがカッコいいと思いますし、この曲を選曲したことにふたりの挑戦を感じます。
2020年に久しぶりに再会した際の平原さんと髙橋選手この記事に関連する写真を見る
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