【箱根駅伝2026全チーム紹介(2)】新たな山の神の誕生にも期待 前回6~10位のシード校のなかで上位進出を狙えそうな大学は? (2ページ目)
【前回8位:東京国際大】
東京国際大は前回、2区のリチャード・エティーリが(3年)が1時間5分31秒の区間新記録を樹立。14位から2位に急上昇して往路を11位で折り返すと、復路は5位と健闘。大混戦となったシード権争いを勝ち切って8位でフィニッシュした。
前回のメンバー6人が卒業したが、出雲(11位)は5区終了時で7位につけていた。エティーリの爆走を生かして、前回6区で10位の中山拓真(4年)、同9区で3位の菅野裕二郎(4年)、同10区で6位の大村良紀(4年)らで堅実につなぎ、連続シードを狙う。
【前回9位:東洋大】
東洋大は前回、2区で19位に沈むといった窮地を乗り越え、20年連続シードを確保。今季は、全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会で敗退。3年生以下で臨んだ出雲も9位と苦しんだが、調子を上げてきた。
スピードが魅力の松井海斗、前回3区の迎暖人、同5区の宮崎優、6区を希望している内堀勇ら2年生が成長。そして経験豊富な4年生(緒方澪那斗、西村真周、網本佳悟、岸本遼太郎)が最後の箱根駅伝に燃えている。1秒をけずりだす継走でシード権獲得、さらに上位を目指す。
2 / 3

