【箱根駅伝2025】駅伝に詳しすぎるアイドル・西村菜那子が箱根駅伝の上位を予想 「3強」の順位とそれに続きそうなのは? (3ページ目)
【國學院大の注目選手と、「3強」に迫りそうな大学は?】
そして3強の最後の一角、國學院大。箱根駅伝での初優勝&駅伝3冠を目指すが、西村さんの予想は3位だ。
「選手層は厚いですけど、ひとりの選手がハーフマラソンくらいの距離を走る箱根となると、どうなるのか。そこが気がかりです。上尾シティハーフでも、駒大と比べると上位に入る選手が少なかったですから。あとは、2年生が3、4人くらい入りそうなので、箱根は上級生が多い大学のほうが強いかなと」
前田康弘監督が5区候補に、平林清澄(4年)、上原琉翔(3年)、高山豪起(3年)、飯国新太(1年)の名前を挙げていることもあり、「平林選手は5区を走っても結果を出してくれると思うので、ファンとしては"山"も見てみたいですね。その場合は青木瑠郁選手(3年)や、急上昇中の野中恒亨選手(2年)に2区を任せてもいいと思います」と話した。
また、前回4区で4位だった辻原輝(2年)については、「4区のコース上に実家があるらしく、『地元を走りたい』と話しています。監督いわく『宇宙人』というランナーで、どんなにきつい練習でもニコニコしているそうです。4区のハードなコースでも笑顔で走り抜けてくれるんじゃないでしょうか」とプチ情報も教えてくれた。
3強に迫る大学としては、創価大を挙げた。今季は出雲と全日本ともに4位。箱根は"ダブル吉田"に注目しているという。
「吉田凌選手(4年)は主将として最後の箱根を快走してくれるでしょう。吉田響選手(4年)は、とにかく"山の神"になりたくて大学に入ったような選手。前回は低体温症に苦しみ、思うような結果が出ませんでしたが(区間9位)、その対策も自分のなかであるみたいです。
山川選手同様に68分台を目標にしています。吉田響選手がいかに順位を押し上げるのかが見どころですね。あと、出雲と全日本を欠場した小池莉希選手(2年)の復活にも注目したいです」
創価大も含めた"4強"は、いずれも5区に強力なカードを切ってくるはず。そのなかで誰が"山の神"になるのか。西村さんは「山川選手かな......」と予想したが、いずれにしても今回の箱根は、山でドラマが起こりそうだ。
(後編:シード権争いを展望 勝負の明暗を分けるキーマンも語った>>)
【プロフィール】
西村菜那子(にしむら・ななこ)
1997年8月11生まれ。長野県出身。2015年にNGT48第1期生オーディションに合格。両親の影響で箱根駅伝を見るようになり、現在は大学駅伝だけでなく、あらゆる駅伝大会に精通している。2022年9月にNGT48を卒業し、舞台など活動の幅を広げている。
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