箱根駅伝2025 3強崩しを狙う創価大・榎木監督 指導の原点は4年連続区間賞を獲得した中央大時代にあり
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創価大・榎木和貴監督インタビュー 前編(全2回)
國學院大、駒澤大、青山学院大の3強と言われる今回の箱根駅伝。その一角に割って入るかもしれないという予感を抱かせるのが、出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに4位だった創価大だ。チームを率いるのは榎木和貴監督(50歳)。2019年2月の就任以降、箱根駅伝では第97回大会(2021年)で往路優勝、総合2位に導くなど、5大会連続でシード権を獲得している。今回の箱根を前に「自分たちはもうシード権で満足するチームではない。そろそろ......」と意気込む指揮官に、まずは4年連続区間賞という偉業を達成した自身の箱根の記憶を振り返ってもらった。
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著者プロフィール
佐藤 俊 (さとう・しゅん)
1963年北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、出版社を経て1993年にフリーランスに転向。現在は陸上(駅伝)、サッカー、卓球などさまざまなスポーツや、伝統芸能など幅広い分野を取材し、雑誌、WEB、新聞などに寄稿している。「宮本恒靖 学ぶ人」(文藝春秋)、「箱根0区を駆ける者たち」(幻冬舎)、「箱根奪取」(集英社)など著書多数。
箱根駅伝2025 國學院大、駒澤大、青山学院大ほか注目大学&選手
陸上競技をやっていたわけでもないのに、どうして毎年テレビ中継を見続けてしまうのだろう――。お正月の風物詩、箱根駅伝(第101回東京箱根間往復大学駅伝競走)が近づいてきた。出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、初の箱根優勝に向けて意気上がる國学院大、2年ぶりの覇権奪回に燃える駒澤大、分厚い選手層で連覇を目指す王者・青山学院大、さらにはその"3強"崩しを虎視眈々と狙う伏兵たち......。そんな箱根駅伝2025の見どころをピックアップ。学生たちの心を揺さぶる走りを見逃すな!