2018.05.15

東海大のエース、關颯人と館澤亨次が語る
「1500mからの箱根駅伝」

  • 佐藤 俊●文・写真 text & photo by Sato Shun

東海大・駅伝戦記  第25回

前回の記事はこちら>>

入学時から注目を浴びてきた關颯人も3年生に 4月、兵庫リレーカーニバル。

 神戸のユニバー記念競技場で行なわれる大会にエントリーされた選手は、1500mに關颯人(せき・はやと/3年)、館澤亨次(3年)、木村理来(りく/3年)。3000mSCには三上嵩斗(しゅうと/4年)、1万mには鬼塚翔太(3年)の計5名だった。チームの主力選手である關、館澤、鬼塚は2月、3月とアメリカでトレーニングを積んできた後、この大会が帰国後、初レースとなる。昨年も同時期、アメリカで生活しながらトレーニングを行ない、いろいろな刺激を受け、自身のレベルアップにつなげてきた。

 今回の2カ月間のトレーニングも、実り多きものになったはずだ。このレースでどんな走りを見せてくれるのか、非常に注目していた。

 1500mのエントリーは、学生と実業団の選手が半々程度。關たち学生以外にも荒井七海(ななみ/ホンダ)、國行麗生(くにゆき れお/大塚製薬)の2人の東海大OBも参戦していた。

 レースがスタートした。

 1周目、木村がレースを引っ張る。「積極的にいく」との言葉どおり、いつもの動きだ。そのまま2、3周続き、館澤と關は中間に位置している。ラスト1周、館澤と關、小林航央(こおう/筑波大・4年)がスピードを上げていく。3コーナーで館澤が先頭に立ったが、直後の4コーナーから直線に入るところで小林がグっと前に出た。館澤は必死にスパートをかけるが小林に届かず、それに続いて關がフィニッシュした。

1位:小林航央:3分46秒96
2位:館澤亨次:3分47秒06
3位:關颯人 :3分47秒09

 フィニッシュした後、館澤はガッカリした表情で、掲示板を見つめていた。