東京パラリンピック22競技を覚えよう!その2 (3ページ目)
ウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)
カナダ発祥の競技で、車椅子同士の激しいぶつかり合いからマーダーボール(殺人ボール)と北米では呼ばれることもある。車椅子はオフェンスとディフェンスで違い、オフェンスはウィングと、小さめのバンパーが足元に着いている。一方ディフェンスは足元に長めのバンパーが着いているのが特徴。コートに入る4人は、車椅子バスケと同じく、持ち点制で構成されている。ウィルチェアラグビー日本代表は、現在世界ランキング4位で、リオパラリンピックでのメダル獲得に期待がかかる。/撮影:2008北京パラリンピック
シッティングバレーボール
その名の通り座って行なう6人制のバレーボール。上体(でん部から肩まで)の一部は常に床と接していなければならず、飛び上がってのレシーブ、ブロック、スパイクなどは反則になっている。女子シッティングバレーボール日本代表には『煌き(きらめき)ジャパン』という名称がある。/2000年シドニーパラリンピック
車いすテニス・国枝選手の世界ランク1位や、ウィルチェアーラグビーの世界ランク4位など、日本が強いパラ競技はいくつもある。トップアスリートの試合を通じて、競技そのものに興味をもつきっかけになれば幸いである。
(つづく)
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