東京パラリンピック22競技を覚えよう!その2 (2ページ目)
車いすテニス
現在、日本人選手が男女ともに世界ランキング1位に君臨する車いすテニス。小回りが利くようにハの字の車椅子を使用するが、前には小さな補助輪が着いており、コートによって変えていく。ルールでボールはツーバウンドまでOKとなっているが、世界のトップ男子選手はワンバウンドで返球する。見所は素早いチェアさばきと、次の返球を予想して動き出す頭脳戦の部分。写真はロンドンパラリンピックで金メダルを獲得し、車いすテニス界では絶対的王者の国枝慎吾選手/撮影:2012ロンドンパラリンピック
車椅子バスケットボール
車椅子バスケットボールは、井上雄彦氏の漫画『リアル』(週刊ヤングジャンプにて連載中)で描かれており、パラスポーツの中でも知名度が高い競技だろう。車椅子の形はハの字で、小回りが利くようになっている。選手に関しては、持ち点制が設けられており、身体の状態によって、1.0~4.5まで8段階に分けられる。障がいが軽い選手ほど、持ち点が大きく、コート内の5人の合計が14点以内と決まっている。ちなみにゴールの高さは健常者のバスケットと同じ。写真は日本代表のエース・藤本怜央選手で、5月に行なわれた日本選手権では藤本選手が所属する宮城MAXが大会7連覇を達成した。/撮影:第43回日本車椅子バスケットボール選手権大会
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