愛川ゆず季の「美ボディ」はどのように作られたのか 「女性としては終わったな...」からフィットネス大会で優勝するまで

  • 石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi
  • 是枝右恭●撮影 photo by Koreeda Ukyo, 本人提供

ビフォー(左)とアフター(右)ビフォー(左)とアフター(右)この記事に関連する写真を見る── 今でこそシェイプされた肉体美ですが、トレーニングを始める前は、やっぱりちょっとボディ的には厳しいといった感じだったんですか?

「はい。めちゃくちゃ残念というか、自分の裸を見て『女性としては終わったな......』なんて思いましたからね(苦笑)。ただ、当時は子どものことで頭がいっぱいだったんで、まったく気にしていませんでした」

── トレーニングを始めて目に見える身体の変化は、どんな気持ちでしたか。

「やっぱり挙げる重量が上がっていくと自己成長を感じますし、自信がついていきますよね。まず単純に運動をして汗をかくのは気持ちいいですし、メンタルがよくなっていくのを一歩一歩感じていました。

 あと、『あさんぽ(朝の散歩)』を始めたのもよかったですね。息子がまだ寝ているあいだに主人に任せて、早朝、太陽の光を浴びて歩く。そうこうしているうちに、パニック障害の発作もだんだんとなくなっていったんです」

── それはよかったですね。悩みの多かったお子さんとの接し方にも変化はありましたか。

「全然、変わりましたね。もちろん今でも悩みはあるんですけど、ただ自分が肉体的にも精神的にも健康で元気だと、子どものこともポジティブに考えることができるし、明るく接することができるようになりました」

── そう考えると、肉体が変わると考え方が変わる。体と心は密接ですね。

「本当にそう思います。自己肯定ができるようになりましたし、自分にはそれが必要だったんだなって。さっきも言いましたけど、メンタルは強いと思っていたんですよ(笑)」

── あの厳しい芸能界やプロレス界を生き抜いてきたんですからね。

「本当にビックリしました。でも、そういう自分を知ることができたのも、今ではよかったと思っています」

── 先ほどご主人がジムのパーソナルトレーナーだとおっしゃっていましたが、グラビアやプロレス時代はジムワークをしていたんですか?

「もともとぽっちゃりしていたんで、18歳くらいからジムには通っていたんです。当時の所属事務所の人からいつも『痩せなさい!』と口うるさく言われていたんで(笑)。

 でも、当時はパーソナルじゃなくて、自分でちょっとマシンをやったり有酸素運動をやったり、まったくトレーニングの知識がなかったんです。だから効果は全然なかったんですよね。プロレス時代もあまりジムワークはしていませんでしたし......。

 で、今回は初めてパーソナルでやってもらったら、本当に初めて知ることばかりで、すごい勉強になったんですよ。ああ、こんなことも知らないで若い時、ジムに通っていたんだ......お金を無駄にしていただけだったって気づきました(笑)」

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