「そだねー」が流行語大賞に。
藤澤五月らロコ・ソラーレの次なる目標は?

  • 竹田聡一郎●取材・文 text by Takeda Soichiro
  • photo by Rodrigo Reyes Marin/AFLO

『現代用語の基礎知識』(自由国民社)が選ぶ「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が、12月3日に発表された。

 年間大賞には、2月の平昌五輪で銅メダルを獲得し、日本中を沸かせたカーリング女子代表のロコ・ソラーレが、競技中に選手同士がコミュニケーションを取る際に使用していた「そだねー」が選出された。

流行語大賞の受賞式に出席したロコ・ソラーレの本橋麻里流行語大賞の受賞式に出席したロコ・ソラーレの本橋麻里「(大迫)半端ないって」「金足農旋風」など、サッカーW杯や高校野球といったメジャースポーツで話題となった流行語を抑えての受賞に、チームを代表して授賞式に登壇した本橋麻里は、「カーリングという競技が(世の中に)広がるのはうれしいこと」と、喜びのコメントを口にした。

 スキップの藤澤五月も、今回の受賞を喜んでこう語った。

「オリンピックが2月だったので、『みんな、まだ覚えていてくれているのかな......』と思っていたのですが、(忘れられずに受賞できて)よかったです。それだけ、多くの人がカーリングに興味を持ってくれてうれしい」

 チームは、2018-2019シーズンの真っ只中にある。11月には、平昌五輪の舞台でもあった韓国・江陵市の江陵カーリングセンターで開催されたパシフィック・アジア選手権に出場し、準優勝で大会を終えた。

 その後、日本に帰国。11月末から12月の頭にかけて、札幌で合宿を張った。

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