2012.02.08

【カーリング】
激戦の日本選手権。新旧「カー娘」対決を制すのは?

  • 竹田聡一郎●文 text by Takeda Soichiro
  • 梁川 剛●写真 photo by Yanagawa Go

昨年の大会で旋風を巻き起こした本橋麻里(写真中央)擁するLS北見。地力強化を図り、今年は女王の座を狙う。 国内の頂点を決する『全農 日本カーリング選手権大会』が、2月9日~14日に青森県・青森市スポーツ会館で開催される。

 大会は、開催地推薦1チームと各地区予選を勝ち上がってきた7チームの計8チームが参戦。王座の行方は、昨年の上位3チーム、優勝した中部電力に、準優勝のチーム青森、3位のロコ・ソラーレ北見(LS北見)、そして北海道銀行フォルティウスを加えた「4強」が、熾烈な争いを繰り広げそうだ。

 昨年、チーム青森の6連覇を阻止したディフェンディングチャンピオンの中部電力は、ショットが安定せずに今季序盤は苦しんでいた。日本代表として臨んだ11月のパシフィック・アジア選手権2011(以下、PCC)で最下位に甘んじ、年が明けて1月に行なわれた軽井沢国際カーリング選手権2012でも最下位。チーム青森には勝ったが、予選7試合中、その1勝しか挙げることができなかった。

 それでも、その軽井沢国際で強豪のカナダやスイスと接戦を演じるなど、チームの調子は徐々に上向きだ。早々に青森入りして、入念にトレーニングを消化。連覇へ向けて、チームの士気も高まっているという。アイスの状態を読み違えなければ、チャンスは十分にある。

 そのライバル、チーム青森も本番に向けて上々な仕上がりを見せている。軽井沢国際では、中部電力には敗れたものの、中部電力がPCCで3連敗を喫した韓国や2連敗した中国に勝利。そのうえ、強豪カナダからも白星を奪って、予選ラウンドでスイス、中国と並んで同率3位に食い込んだ。「やっとチームとして戦うベースができた」と各選手が確かな手応えを口にし、地元開催の利を生かして女王奪還を狙う。