【今日は何の日?】橋本聖子が全日本選手権で10連覇

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • アフロ●写真 photo by AFLO

1988年のカルガリー五輪では日本新記録を更新。五輪には女子最多の7回出場し、日本選手権10連覇以外にも輝かしい成績を残している1988年のカルガリー五輪では日本新記録を更新。五輪には女子最多の7回出場し、日本選手権10連覇以外にも輝かしい成績を残している【1991年1月6日】
前人未到の10年連続総合優勝達成

 1981年の12月、中学3年生で第50回全日本スピードスケート選手権大会を初制覇した橋本聖子は、その後連続優勝記録を10まで伸ばし、いまだにこの記録は破られていない。

 そして、日本選手権連覇中に、84年のサラエボ五輪と88年のカルガリー五輪に出場。カルガリー五輪では女子スピードスケート5種目全てで日本新記録を出したうえ、入賞を果たした。また、90年の世界選手権では日本人初となる総合銀メダルを獲得するなど、日本人が世界で戦えることを証明した。

 91年の全日本選手権は、上原三枝に敗れ11連覇とはならなかったものの、翌年の第61回大会に続き、62回大会でも優勝し、通算V12を達成した。

 ちなみに自転車競技で夏の五輪にも出場しており、夏冬合わせると7回という女子では五輪最多出場記録を持っている。

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