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女王・坂本花織に衝撃デビューの17歳・中井亜美が挑む 五輪代表をかけた決戦へ【全日本フィギュア・女子】 (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi

【表彰台争いに加わる可能性があるのは?】

 五輪選考となるとこの3選手が少しリードする状況だが、それを追いかけるのがGPファイナル進出の渡辺倫果(23歳/三和建装・法政大)と、住吉りをん(22歳/オリエンタルバイオ・明治大)になる。

 渡辺の今季ベストはアメリカ大会の210.96点だが、それもフリーでは2本目のトリプルアクセルのダウングレードや他の回転不足のミスがあったうえでのもの。フリーにトリプルアクセルを2本入れているのが強みだ。

 さらに今季のGPシリーズ、SPでは自己ベストの74.35点を含め、2戦とも74点台に乗せているのも戦いを有利に進められる条件になる。気持ちの強さでフリーを完璧にまとめられれば、表彰台争いに食い込めるだろう。

 住吉は今季、GPシリーズでは組み合わせの悪さに泣かされる結果になっている。国際大会初戦のCSロンバルディア杯では中井を抑えて209.59点で優勝。そして、GPシリーズ初戦のフランス大会は合計216.06点の高得点を出しながらも、220点台を出した中井と坂本に次ぐ3位という結果だった。

 さらにGPファイナル進出をかけたフィンランド大会では、千葉とアンバー・グレン(アメリカ)がいるなかで2位以上に入らなければいけないという状況で、SPから崩れて総合7位という結果になっている。だが4回転トーループを含めたジャンプのミスを抑えることができれば、自己ベストを超える得点も可能なだけに、悔しさをバネにした奮起を期待したい。

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