本田望結、芸歴は長くとも女優としては「まだまだ新人」。フィギュアスケーターとしても活躍する高校3年生のリアルとは?

  • 山本夢子●取材・文 text by Yamamoto Yumeko
  • 田中 亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

役者の仕事で「難しいところは特にないかも(笑)」

ーー役者のお仕事で難しい部分はどんなところですか?

 うーん、なんだろう......難しいところは特にないかも(笑)。お芝居で本田望結じゃない人になれるというのがすごく面白くてこのお仕事を続けているんだと思います。たとえば、演技中にカメラを意識しないだとか、相手との会話のキャッチボールとか、あるいは怒るシーン、泣くシーン、寝るシーンとか人それぞれ得意不得意があると思うんですけど、私はどういったシーンやシチュエーションが来ても「面白い!」と思ってできるほうなんじゃないかなと思います。

 今回のドラマでも、ちょっとネタバレになるかもしれないけど、喧嘩売っているのかな?っていうぐらい大きい声で相手に迫りにいくシーンもあるんです。そういった場面もあまり悩まずにいけますし、逆に弱虫になっちゃって泣くシーンでも素直にスッと入れちゃいます。自分が演じる役の子のことを理解できるかできないかが多分一番難しいポイントかなと思っています。役を理解するために監督とお話をして、どういう子なのかというのをひたすら分析します。それができればどんなシーンでも乗り越えられると思います。

この記事に関連する写真を見るーー日々撮影していくなかで、役と役の間にリセットポイントや切り替えスイッチがあまりないとおっしゃっていましたが、どのタイミングで切り替わるのでしょうか? 衣装を着たら、とか?

 衣装を着ても本田望結のままで、「用意、スタート!」で結構変わるねと言われます。寸前まで本田望結で、関西弁でしゃべって(笑)。「用意」でちゃんと標準語で役になって、カットがかかったらパッと本田望結に戻っちゃう。それはたぶん小さい頃からの経験が染みついているのかなとは思います。

 今回の天音ももちゃんはキャラクター的に腕を組むしぐさをする子だなと思ったので、腕を組むシーンを自ら多くしました。そしたら私生活でも腕を組むのが癖になっちゃって(笑)。前にも指をいじいじするような感じの子かなと思ってそういうシーンを多めにしていたら指を触っちゃう癖が残っちゃったので、身体の癖みたいなものは役から抜けにくいなって最近気づきました。

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