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フィギュア「りくりゅう」ペアが明かす急成長の理由。試合がない1年で「本当にわかり合えた」 (4ページ目)

  • 折山淑美●文 text by Oriyama Toshimi
  • photo by Enomoto Asami/JMPA

4年後、8年後も楽しみ

――納得いくシーズンを終えて、ペアの面白さをあらためて実感しているのではないですか?

木原 すごく楽しいです。これまでは、なかなか楽しさを感じることがなかったですが、今は自分たちがやってきたことが結果に表れているので。試合が終わったあとも、海外のスケーターたちから「よかったよ」と声をかけてもらえることも増えました。世界中の方々から褒めてもらえるのは本当に嬉しいです。

――ここから、どのように自分たちを高めていきたいですか。

三浦 私はたくさんのジャンルを試してみたいと思っています。私が得意なものと、龍一くんが得意なものはちょっと違うので、いろいろ試せることが本当に楽しみです。

木原 今はまだ引き出しが少ない状態なので、4年間で新しい引き出しをドンドン作り、最終的に一番自分たちに合う引き出しを見つけていきたいと思います。

――4年後も8年後も、常に"新生りくりゅう"であり続けたい?

木原 新しいことに挑戦できることを、ふたりともすごく楽しめています。ペアのエレメンツでもまだまだ自分たちが知らないことがあるので、4年後、8年後がどうなっているか、すごく楽しみです。

――熟成した女性と男性のペアになっていくのでしょうね。

木原 そうですね。ふたりともまだまだ子供みたいなものですし。僕も喜び方が「小学生みたい」と言われるので、もうちょっと大人にならないと(笑)。

三浦 子供っぽいというか、ほとんど子供なんです。もしかしたら4年後や8年後は、私のほうが"お姉さん"っぽくなっているかもしれませんね(笑)。

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【画像】北京五輪で笑顔の演技。「りくりゅう」フォトギャラリー

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