三原舞依、五輪代表逃す。ジャンプミスの原因は「アクセル前でフェンスに寄ってしまった」
12月25日、全日本フィギュアのフリーに臨む三原舞依この記事に関連する写真を見る【繰り返してしまったミス】
12月25日の全日本フィギュアスケート選手権女子フリー。三原舞依(シスメックス)はわずかなところで、北京五輪につながる表彰台を逃してしまった。
中野園子コーチが「やったことがない失敗」と話した部分。後半のダブルアクセル+3回転トーループがシングルアクセルになり、とっさに連続ジャンプをつける姿勢を取ってしまって1回転トーループをつけたと判定された。
さらに、次に予定していた3回転ルッツ+2回転トーループ+2回転ループは、セカンドを3回転トーループにし、サードを2回転トーループにするリカバリーを見せたが、セカンドは4分の1回転不足、サードはアンダーローテーションと判定され、GOE(出来ばえ点)で1.94点の減点されるジャンプになった。
三原はミスの原因について、「アクセルの前のところでフェンスに寄ってしまいました。この会場(さいたまスーパーアリーナ)で演じた10月のジャパンオープンの時もアクセルに入るカーブでミスをしましたが、その反省がうまくできなかった」と説明。ジャパンオープンでは、ダブルアクセルが4分の1回転不足で、3回転トーループは両足着氷でダウングレード。次の3回転ルッツで転倒とミスを連鎖させていたのだ。同じような失敗を繰り返してしまった。
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