2016.07.28

宇野、無良、宮原の調子は?
フィギュア夏合宿の詳細レポート

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

 2016-2017シーズンインへ向けて軽井沢で行なわれていたフィギュアスケートシニア合宿。7月25日のメディア公開日の練習スケジュールは、A、B2グループに分かれた個人練習と、ステファン・ランビエール氏の指導によるスケーティングの全体練習、表現トレーニングなどが行なわれた。

4回転ジャンプの精度を上げてきている宇野昌磨 参加した選手のなかで、とりわけ意欲的なシーズンを迎えようとしているのが宇野昌磨だ。昨シーズンは初出場の世界選手権で納得いく演技ができず7位に終わり、悔し涙を流した。しかし、最終戦だったチームチャレンジカップでは「落ち込んだ気持ちのままシーズンを終わりたくない」と4回転フリップに挑戦し、ショートプログラム(SP)、フリーともに成功。いい形でシーズンを終えていた。

 その4回転フリップを、今シーズンはSPとフリーで入れる予定で、さらにSPでは4回転+3回転とトリプルアクセル、フリーでは4回転トーループを2回入れるジャンプ構成を予定しているという。

「フリップは最初の3本は絶対に失敗しますけど、体が動いてくると2回に1回くらいは成功するまでになっています。曲かけでも成功するまで続けて、両方とも1日に1回ずつはノーミスでできています。4回転フリップを入れた構成が当たり前になっているので苦にならないですし、今は『もしフリップを抜けばすごく楽だな』と思うくらいです」