まさかのパンク。羽生結弦が分析した予想外のミスの原因 (4ページ目)
「パトリック・チャン選手のプレッシャーは関係ないです。演技の前に彼の得点を知っていて、『80点か。大丈夫、大丈夫』と思って落ち着いていたので。でも、そこでノーミスでやろうと思いすぎたのかもしれないです。自分で思ったほど集中していなかったのかもしれません」
ほんのわずかな心のブレが、演技を微妙に狂わせてしまったのか。羽生は演技後の動揺を抑えるかのようにこう言った。
「ポジティブに考えれば、今までとは違う、考えられないようなミスを重ねてしまって、得点はこんなに低いのに、トップとの差は7点ほどです。フリーは気持ちを切り替えられると思うので、明日(のフリー)は思い切ってやるだけかなと思っています」
苦境に立った羽生の闘争心が燃え始めた。
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