過食嘔吐の告白に「抵抗はなかった」 グラビアアイドル高橋凛がスタイル維持に苦悩→筋トレで17キロ減「自分を好きになれた」

  • 吉川由希子●取材・文 text by Yoshikawa Yukiko
  • photo by Sano Takashi

グラビアアイドル・高橋凛インタビュー後編

『THE MATCH 2022』の「那須川天心VS武尊」でラウンドガールを務め、2023年にデビュー10年目を迎えた高橋凛さん。インタビュー後編は、グラビアアイドルとしての充実した日々や、その裏にあった苦悩、スタイルをキープするためのトレーニング法に迫る。

今年でデビュー10周年だった髙橋凛さん今年でデビュー10周年だった髙橋凛さんこの記事に関連する写真を見る

【グラビア撮影でまさかのハプニング】

――先日、デビュー10周年を機に発売された写真集『抱いて』は、どんな1冊になっていますか?

「30歳を過ぎて写真集を出すという夢が叶ったので、全力を出しきりたいと思って、今までの最大露出に挑戦させていただきました。自然あふれる場所で撮影したいという私のリクエストで、沖縄のマングローブの木の下で泥まみれになりながら撮った"枝ブラ"のカットがあったり......全体的に大人っぽいしっとりした仕上がりになっていると思います」

――グラビアアイドルとして活動してきて、楽しかった撮影や大変だった撮影を教えてください。

「ごはんとお酒が大好きなので、食事をしながらとかお酒を飲みながらの撮影はいつもすごく楽しいです。特に印象に残っているのは、床に置いたラーメンを、あぐらをかきながらセクシーにすするっていうグラビア(笑)。うれしかったお仕事として記憶に残っているのは、バリで撮影できたことですね。人生初の海外だったんですけど、現地の方々が上手な日本語でたくさん話しかけてくださって、1回行っただけで第2の故郷みたいに思えたほどでした。

 逆に大変だったのは、DVDの撮影でタイのプーケットに行った時。大雨の影響で山が崩れて断水と停電になってしまったんですけど、撮りきらないとダメだったのでビキニの上からレインコートを着て撮影したんです。しかも、その時ヘルニアになるっていうハプニングも重なってしまって(笑)。今となっては笑い話になっている、いい思い出です」

――グラビアアイドルを続けてきてよかったなと思うのは、どんな時ですか?

「ファンのみなさんとコミュニケーションをとっている時です。緊張するオーディションや顔合わせの前に、ファンクラブのチャットに"頑張れって言ってくれない?"って書き込むと、みんな"凛ちゃん頑張れ!"、"いつも応援してるよ!"って返事をくれるんです。私が精神的に落ちている時もすごくやさしい言葉をかけてくれるので、そういうあたたかいファンの方々に出会えたことがいちばんの宝物です」

1 / 3

厳選ピックアップ

このページのトップに戻る