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オカダ・カズチカが1・4東京ドームで逆襲宣言。王者・鷹木信悟より「今は僕のほうが全然強い」 (2ページ目)

  • 篠崎貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro
  • 撮影●田中亘 photo by Tanaka Wataru

【帰ってきた「レインメーカー」】

 鷹木について、オカダは「やっぱり強い選手だな、と思いますね。強くなければ新日本プロレスでこれだけの防衛戦はできないですし、いろんな選手に勝っている」と評価。しかし、「鷹木さんも出た『G1 CLIMAX』で優勝できたのは、すごく自信になっています。今はもう、鷹木さんより僕のほうが全然強いかな、と思っています」と不敵な笑みを浮かべた。

王者・鷹木に逆襲を誓った王者・鷹木に逆襲を誓ったこの記事に関連する写真を見る そのG1の開幕戦では棚橋弘至を、時間切れ引き分け寸前の29分36秒にレインメーカーで下した。試合後にはリング上でマイクを握り、「"レインメーカー"オカダ・カズチカが帰ってきたぜ!」と宣言。観客からは大きな拍手が送られた。

 その後は7連勝もあり、最終戦では首位争いを繰り広げてきた"怪物"ジェフ・コブに勝利。優勝決定戦は、飯伏幸太がフェニックススプラッシュを自爆して試合続行不能になって、思わぬ形で優勝を手にした。

 試合後は会場もざわついていたが、オカダは「僕は胸を張って『G1 CLIMAX31』のチャンピオンだと言いたいと思います! チャンピオンはこのオレだ!」とざわめきを拍手に変え、新日本プロレスの中心はレインメーカー、オカダ・カズチカでしょう! 新日本プロレス、また俺がいろいろと背負いたいと思います」と続けた。

 そのG1について、オカダは笑顔でこう語った。

「6月にベルトを獲れなくて、トップ前線に戻るためにはもうG1しかないと思っていました。そんななかで勝つことができて、トップ戦線の雰囲気をすごく久しぶりに味わえましたね」

 そして、「時は来た!」

 今年の1・4東京ドームのメインイベントで、オカダは挑戦者として、「IWGP世界ヘビー級王者」の鷹木と闘う。翌1・5のメインは、その試合の勝者に、前IWGP世界ヘビー級王者のオスプレイが挑戦するという流れになっている。

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