オカダ・カズチカが1・4東京ドームで逆襲宣言。王者・鷹木信悟より「今は僕のほうが全然強い」 (4ページ目)

  • 篠崎貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro
  • 撮影●田中亘 photo by Tanaka Wataru

 今年はさらに、オカダが初めてIWGPのベルトを巻いてから10年目でもある。それでも、オカダは何も変わらない。インタビューに答える表情には、「常に中心となって引っ張っているのは自分だ」という自信が溢れていた。

 最後に、2022年の目標を漢字ひと文字で表してもらった。

「やっぱり『勝』ですかね。僕は勝たなきゃいけないし、勝ち続けないといけない。コロナ禍で、みなさんも耐えて戦っているなかで、世の中を盛り上げていきたいです。気を抜かず、プロレスだけじゃなくいろんなものと戦って、勝ちにいかないといけないのかなと。そういう意味で、2022年は『勝』という字にしたいです」

 オカダが言う『勝』は、リング内での戦いだけではない。コロナ禍の影響は新日本プロレスも例外なく受けており、2021年度の国内観客動員は18万3541人。20万人割れはここ40年間で初めてのことだった。

 そんな閉塞感を洗い流すべく、"レインメーカー"が1・4東京ドーム大会のメインのリングに立つ。

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『「リング」に立つための基本作法』 (幻冬舎)

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