【男子バレー】SVリーグ開幕節で殊勲のエバデダン ラリー 「気持ちの持ちようが変わりました」 (2ページ目)
【日々の試行錯誤が技術を改善】
今年2月のインタビューで、ラリーはこう宣言していた。
「これからは"日本バレーの顔"になるのは絶対条件だなって思っています。できなくても言わないといけない。西田(有志)さんも『口にして責任感を持つのは大事』って言っていますよね。だから、自分もちゃんと言います。日本バレーのミドルの顔になります!」
彼はそう言って、少し照れ臭そうにしたが、その後はまさに有言実行が続いている。5月のSVリーグチャンピオンシップでは、サントリーサンバーズ大阪との決戦を左右するブロックを決めるなど、不動の存在になった。そして9月、日本代表としてロサンゼルス五輪出場をかけたアジア選手権でも、欠かせないひとりになっていた。
「あれは自分が初めて口にした言葉でしたね」
ラリーは感慨深げに言う。
「その言葉を意識してやっているわけではなくて、何か特別に変えた、とかでもないんですが......気持ちの持ちようは変わりましたね。準備のところの大切さは、言われるのもあるし、変わったと思います。やっぱり、西田さんのような人が日々バレーボールに向き合う姿がお手本になっていますね。ついていくのが精一杯ですが、そうやって日々の生活で意識していたら感化されることも多いんですよ」
この1年でサーブの腕も上げた。コースや選手の間を狙ったジャンプフローターは、相手のタイミングを外す。イエロースターズ戦も第3セットの中盤にはブレイクに成功し、相手を引き離した。
「ブルテオンでは、スパイクサーブが増えてきているので、自分が打つゆるいフローターはラグ(時間差)があるのかもしれません。他の選手のサーブを受けていると、対応しづらいんだと思います」
ラリーは少しも驕らずに言うが、試行錯誤が技術を改善させているはずだ。
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