【女子バレー】石川真佑のラストピース「ブロック」が炸裂 イタリアで学んだ「コースを限定させる」テクニック (3ページ目)
【止めるだけがブロックではない】
タイ戦では「ブロックシャット」というわかりやすい数字(得点)で結果に表れた。とはいえ、大阪大会の残り2試合──11日のトルコ戦、12日のポーランド戦は、世界のなかでも指折りの高さを備えたアタッカーたちが日本に襲いかかってくる。止めることは決して容易ではないだろう。
ただし『止める』だけがブロックではない。石川は意気込んだ。
「自分よりも高い選手たちばかりですから、上から打たれることはもちろんあるでしょう。ですが、リベロや後衛のレシーバーたちは本当にディグ(スパイクレシーブ)を上げてくれるので。味方が拾いやすいような、アタックのコースを限定させられるブロックを意識して繰り出したいと思っています」
相手アタッカーが放つ強力な打球が日本のブロックを突き抜けたとしても、しっかりと拾い上げることができていたならば......。そこには、石川のような『限定させる』ブロックがあったから、かもしれないのである。
著者プロフィール
坂口功将 (さかぐち・こうすけ)
1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを
取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日 本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。 2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・ 執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナシ ョナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、 バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説 も務める。
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