【男子バレー】水町泰杜のプレーは見る者を惹きつけてやまない 「僕にとってビーチバレーの試合は、ただただ楽しい時間」 (3ページ目)
【海外の試合に参加する計画も】
学生時代からそうだった。負けたら悔しくて、その先の試合をスタンドで眺めるのが、水町にとっては何よりも嫌いな時間だった。
ただ、ビーチバレーはたとえ自分が負けていたとしても、レベルの高い試合を見て学ぶ時間にあてることができている。そこがインドアと異なる向き合い方だ。そうは言っても、願うなら試合がしたい。
「一試合、一試合が、自分を成長させる場所だと思っています。ビーチバレーの試合って楽しいんですよ、やっぱり」
ここからビーチバレーシーズンはさらに本格化し、ジャパンツアーのほか、出場権を獲得した8月の第40回全日本ビーチバレーボール選手権大会(神奈川・藤沢)や秋のアジア競技大会が控えている。また黒澤とともに、海外の試合に参加する計画も進んでいる。
そこでプレーする水町はいつだって、どこだって「うまくなりたい」「勝ちたい」という思いがみなぎっているだろう。それがきっと、見る者を惹きつけてやまない。
(了/文中敬称略)
【profile】
水町泰杜(みずまち・たいと)
2001年9月7日生まれ、熊本県山鹿市出身。181cm。ポジションはアウトサイドヒッター。名門・鎮西高では1年時から春高バレー優勝に貢献。進学した早稲田大学でもインカレ連覇を経験し、4年時には主将としてチームを大学4冠に導いた。世代屈指の勝負強さと卓越したレシーブ力を武器に、2023年にウルフドッグス名古屋へ入団。現在はインドアだけでなくビーチバレーとの"二刀流"にも挑戦している。今後の日本バレー界を背負って立つ存在。
著者プロフィール
坂口功将 (さかぐち・こうすけ)
1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを
取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日 本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。 2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・ 執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナシ ョナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、 バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説 も務める。
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