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【男子バレー】水町泰杜「二刀流の3年目」相棒・黒澤孝太と立てた誓い 「日本では敵なしのペアになりたい」 (3ページ目)

  • 坂口功将●取材・文 text by Kosuke Sakaguchi

【相棒・黒澤はワクワクを共有する相手】

 そう振り返った水町は、うれしそうに続ける。

「ポーキー(指先を折り曲げて打つビーチバレー特有のアタック)でセット(トス)するプレーもやってみたい。でも、今の僕たちがポーキーセットを繰り出したら、とんでもないところにボールがいきそうなので、さすがに本番ではできないですが(笑)。

 でも、孝太とは『やりたくない?』とか言って、対人パスの時に、ふとやってみたりしています。やりたいことがあって、できることもどんどん増えていく。そうしてビーチバレーをより楽しみながらできている感覚は強いです」

 そうしたワクワクを共有する相手が、今の水町にとっては黒澤なのである。そのペアと立てた誓いとは──。

「『日本でぶっちぎりたい』です。もう日本では敵なし、と言えるくらいのペアになりたい。『それくらいがおもしろくない!?』とふたりで話しています」

 いずれやってくるインドアの2026-27大同生命SVリーグを前にして、水町にとっては今年のビーチバレーシーズン最後の大会がアジア競技大会になる。そこに向けた数カ月、ふたりは"ぶっちぎる"だけの力をつけるために、修練を積む時間を過ごしているのだった。

(つづく/文中敬称略)

◆水町泰杜・後編>>「僕にとってビーチバレーの試合は、ただただ楽しい時間」


【profile】
水町泰杜(みずまち・たいと)
2001年9月7日生まれ、熊本県山鹿市出身。181cm。ポジションはアウトサイドヒッター。名門・鎮西高では1年時から春高バレー優勝に貢献。進学した早稲田大学でもインカレ連覇を経験し、4年時には主将としてチームを大学4冠に導いた。世代屈指の勝負強さと卓越したレシーブ力を武器に、2023年にウルフドッグス名古屋へ入団。現在はインドアだけでなくビーチバレーとの"二刀流"にも挑戦している。今後の日本バレー界を背負って立つ存在。

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著者プロフィール

  • 坂口功将

    坂口功将 (さかぐち・こうすけ)

    1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナショナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説も務める。

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