【女子バレー】東レ滋賀の青柳京古が目指し続けたオリンピックの夢 悩み続けて果たした31歳での代表入りとその先 (3ページ目)
そして2023年、31歳で初めて代表に選出された。苦節10年、彼女は長い時間をかけて夢の一部をつかみ取った。パリ五輪メンバーには入れなかったが、夢の先を信じている。そのために2024年、長く在籍した上尾を退団し、東レに新たな活躍の場を求めた。
「パリ五輪予選メンバーから外れ、環境を変えたいと思いました。今の目標は、このチームで結果を出すことですね」
彼女は自らのバレー人生を信じている。
「移籍した時に初めて肩を痛めて、打力が持ち味なのに腕を振りきるのが怖くなってしまって。どうにか乗り越えたんですが、痛みがある間もいろいろ考えたんです。ブロックでどう点を取るか、とか技術的なところを考えたことが、今生きています」
少女時代、創意工夫を重ねた原点が彼女のバレーを救う。
(後編:青柳京古にとって『ハイキュー‼』はバレーの教科書 「作者の古舘春一先生に監督をやってみてほしい!」>>)
【プロフィール】
青柳京古(あおやぎ・きょうこ)
所属:東レアローズ滋賀
1991年12月16日生まれ、長野県出身。182cm・ミドルブロッカー。中学で頭角を現し、JOCジュニアオリンピックカップの長野県代表に選出された。長野日大高校を経て、愛知学院大学では全日本大学選手権に出場。大学4年時にアウトサイドヒッターからミドルブロッカーに転向した。大学卒業後、上尾メディックス(現・埼玉上尾メディックス)に入団。2023年に日本代表入り。2024年に東レアローズ滋賀に移籍した。
著者プロフィール

小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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