【SVリーグ】野中瑠衣「負けたら終わり」のCSに気合十分「競技人生で、とても大事な経験になる」 (2ページ目)
【1年前と同じ大阪マーヴェラス】
固い決意を持って選んだ新天地の姫路では、それまでのオポジットからアウトサイドヒッターへ転向し、いざレギュラーシーズンでは攻守で高い貢献度を示す。総得点534、サーブレシーブ成功率47.6%はいずれもチーム2番目の成績で、さらにサーブ効果率はリーグ全体3位となる15.0%をマークした。
そうして臨む今季のチャンピオンシップ。Astemo在籍時の昨季も出場したとはいえ、その頃は野中自身が「コンディションもパフォーマンスもまるでダメだった」と振り返るほどの出来だった。
大阪マーヴェラスとのクォーターファイナルは1勝も挙げられずに敗退。野中はGAME1が4得点、GAME2はフル出場ながら2得点で、アタック決定率は10%(10本中1本)と低調に終わった。なお、レギュラーシーズンを5位で通過して臨む今回のクォーターファイナルの相手は、奇しくも1年前と同じ大阪MVだ。
「ですが、それほど苦手意識は持っていません。ただ、やはりディフェンス力が高くて、何よりキャプテンの田中瑞稀選手がコートに入るとがらりとチームが変わる印象です。そういう存在がいるチームは強いなと感じますし、対戦相手ながら学ぶところは多いです」
その口ぶりからは頼もしさすら感じさせる。チャンピオンシップへの意気込みも同様だった。
「私自身、今シーズンはアップダウンがありながらも毎日、バレーボールに打ち込んできました。優勝を狙うチームの一員として、負ければ終わりのトーナメントを本気で勝ちにいくこと自体が、人生で初めてに近い経験です。
そういう舞台に立った時に、自分がどういう気持ちになるのか、どういう気持ちで戦えるのか、それにどれくらい力を発揮できるのか。これから競技人生を続けていくなかでも、とても大事な経験になると思いますし、いろんなものを感じながらがんばりたいです」
2 / 3

