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【ハイキュー‼×SVリーグ】群馬の塩崎葵葉は『ハイキュー‼』ベストメンバーにも選んだ木兎光太郎の言葉に「共感できます!」 (2ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki

Q2、教訓となった、共感した場面や言葉は?

「木兎さんが赤葦に『"ムリ"ではなく"ムズカシイ"である‼』って言うシーンは自分のなかの名言です。いつもは赤葦が木兎を諭しますが、ここは木兎さんの言うとおり。無理は否定する言葉で、難しいは挑戦できる。自分も器用じゃないから、ここは共感できます!」

Q3、作中の個人的ベストゲームと、その理由は?

烏野高校vs白鳥沢学園高校

「ウシワカという個が強い白鳥沢学園に対し、烏野が一致団結で挑む構図が好きです。ウシワカを倒すことにこだわって、合宿の成果も出ていたし......。私も富山一ではスーパーな選手がいないなか、『団結すれば勝てる』と思っていたので。

 ちょうど春高の予選がある時に、監督が移動のバスで『ハイキュー‼』のアニメを延々と流していたんですが、いいイメージが湧いたのを覚えています。エースと言われているウシワカも努力しているのが伝わってきたし、大好きです!」

(連載4:群馬グリーンウイングス中野康羽は、京都橘時代にビーチとの「二刀流」で全国へ 目標は先輩の和田由紀子>>)

【プロフィール】

塩崎葵葉(しおざき・あおば)

所属:群馬グリーンウイングス

2000年5月22日生まれ、滋賀県出身。177cm・ミドルブロッカー。小学2年でバレーを始める。元日本代表の荒木絵里香に憧れてミドルブロッカーに。富山第一高校時代には春高バレーでベスト8に進出。日本女子体育大学4年時には全日本インカレ準優勝を経験した。2023年にVリーグのJAぎふリオレーナに入団。翌年7月に群馬グリーンウイングスに入団した。

著者プロフィール

  • 小宮良之

    小宮良之 (こみやよしゆき)

    スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。

【写真】 SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3

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