【ハイキュー‼×SVリーグ】広島サンダーズのフェリペ・モレイラ・ロケは日向翔陽に勇気をもらい、ブラジル代表でも活躍 (3ページ目)
――好きなキャラクター、ベスト3は?
「1位が日向で、2位は牛島(若利)。牛島は同じポジションで、同じレフティで、シリアスで強い男の感じがいいですね(笑)。3位はセッターの影山(飛雄)。本当にスマートな選手ですね。セッターは特別なポジション。オポジットの自分は、試合でボールにタッチする回数は50回くらいですが、セッターは毎回のようにトスがあるからその2、3倍。頭を使うポジションですが、影山はいいセッターです」
――ベストゲームは?
「烏野vs白鳥沢学園ですね。烏野目線で、牛島と対決する視点で読みました(笑)。強い相手とどう戦うか、リードされた状況でどう振る舞うか。たとえば自分たち(広島)も、王者のサントリーが相手だと、ドミトリー・ムセルスキーという大砲がいるので、そんな力のある選手にどう対応するかを常に考えながらプレーする。烏野の選手たちのような気分です(笑)」
(連載16:広島サンダーズの川口柊人は音駒のクロの教えも参考に「積極的に」プレーする>>)
【プロフィール】
フェリペ・モレイラ・ロケ
所属:広島サンダーズ
1997年5月19日生まれ、ブラジル出身。212cm・オポジット。15歳からバレーボールを始める。ブラジルで7チームを渡り歩き、ブラジル代表としては2019年にワールドカップ、2022年には世界選手権での金メダル獲得に貢献した。2024年5月、広島サンダーズへの入団が発表された。
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著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
【画像】SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3
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