【ハイキュー‼×SVリーグ】ウルフドッグス小山貴稀から見た『ハイキュー‼』は「教科書」 「雑草」がSVリーガーになるまでを振り返る (3ページ目)
――好きなキャラクターのベスト3は?
「1位はリエーフ。2位はウシワカですね。あの静かな感じで、感情を出さないのにすごい選手って本当にいるなって思います(笑)。3位は......月島の物語は好きですけど、よくしゃべるキャラのよさも含めて木兎にします!」
――ベストゲームは?
「Vリーグでの試合も、すごく面白かったです。日向がビーチバレーから戻ってきて、他にも『このキャラもいたな』となるところも。でも、ベストゲームとなると稲荷崎vs烏野ですかね。この試合はめっちゃ覚えていて、特に宮侑・治兄弟がよかった。実は自分が通っていた市立尼崎高が、稲荷崎のモチーフになっているという噂があって。10歳以上先輩に辻口智也・泰地さんという双子の兄弟がいたので、それなのかなと思いながら読んでましたね」
(連載10:164cmの「小さな巨人」グリーンウイングス髙相みな実が語る、コートでの「最高」の瞬間>>)
【プロフィール】
小山貴稀(こやま・たかき)
所属:ウルフドッグス名古屋
1997年11月23日生まれ、兵庫県出身。191cm・ミドルブロッカー。中学1年からバレーを始め、市立尼崎高2年から活躍。2014年にU18日本代表としてアジアユース選手権に出場し、チームの準優勝に貢献。翌年にはU19日本代表として世界ユース選手権に出場。大阪産業大学に進学後も各世代の代表に選出され、アジアジュニア選手権や世界ジュニア選手権に出場した。2020年にウルフドッグス名古屋に入団。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
【画像】 SVリーガーたちが選んだ『ハイキュー‼』好きなキャラクターベスト3
3 / 3