2016.08.16

サオリンの爆発に期待。王者アメリカに挑む
女子バレー、ロンドンの再現なるか

  • 中西美雁●文 text by Nakanishi Mikari  photo by JMPA

 リオ五輪バレーボール、全日本女子は14日(日本時間15日)、予選突破をかけてアルゼンチンと対戦。3-0のストレートで勝利しグループ4位となり、何とか決勝トーナメントに駒を進めた。これにより準々決勝でアメリカに挑戦することになる。

 今回も元全日本で、現在は解説者の杉山祥子さんに全日本の戦いぶりを聞いてみた。

photo by Ishiyama Shinji【profile】
杉山祥子(すぎやま・さちこ)
全日本のミドルブロッカーとして、アテネ五輪・北京五輪に出場。グランドチャンピオンズカップでは銅メダルを獲得。Vリーグで7度のベスト6をはじめ、ブロック賞3度、スパイク賞、敢闘賞のキャリアを誇る。スピードのある多彩な攻撃と固いブロック力に定評があった。2013年引退後は各メディアで解説をしている。

予選突破を決めて喜ぶ迫田さおり、宮下遥、木村沙織

――1セット目は相手に先行されて、ハラハラする展開でした。

「自分たちのいい展開に持っていきたいんだけど、相手とシーソーゲームになっていました。その中で、相手のミスに助けられている場面がよく見られました。なかなかラリー中に決められなかったシーンは、今大会の試合で何度もありましたが、チャンスボールをものにできていないです。今のはAパス(セッターが動かずトスが上げられる位置へのパス)で返してほしいというのがそうなっていない。ブロックされているというところに目がいきがちなんですけど、その前のトス、 その前のチャンスボールの返球まで見返すと、そこがちゃんとAパスで返せていな いため得点につながっていません。

 最後代わって入った迫田(さおり)のサーブ、宮下(遥)のブロックもあって1セット目をとりきることができました」