男子バレー五輪消滅。圧倒的な体格差を埋める方法はあるのか?
「この試合は結果が求められる試合だったので、結果が出せなかったということは、いくら途中でいいプレーをしていても消えてしまう。今はただ悔しい」
リオデジャネイロオリンピック世界最終予選(OQT)オーストラリア戦、ストレート負けを喫して出場権獲得の可能性が消えた試合後に、柳田将洋は記者たちの質問に答えた。
「(前日イラン選手と接触して故障した)足の方は、いま正直(状態が)よくわからないけど、みんな痛いところを抱えてやっているので、僕だけ痛いとか言ってられない。
(毎試合)先にセットポイントや終盤リードを取りながら、逆転されてしまう原因を突き止めるのはすごく難しい。僕らも毎回やられているパターンはわかっている。対策はしているのですが、それでもこういう結果になってしまうのが悔しい。
サーブはある程度盛り返してきた。もっと精度を上げていきたい。あと2戦、モチベーションを保つのが難しい試合ではありますが、僕らは(手を)抜く人は誰もいない。最後の1点までボールを追うのが、見に来てくださっている方やチームのためですし、自分のためでもあるので、最後まであきらめないで戦いたいと思います」
オーストラリアにストレート負けを喫し、引き揚げる柳田将洋(右)と石川祐希
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