リオ五輪はどうなる?錦織圭「筋肉が切れるまで...」も無念の棄権
途中棄権を申し出て、チリッチと握手をする錦織圭 「同じ場所で2年連続リタイアするのは情けない思いもあります」
第5シードの錦織圭(ATPランキング6位、6月27日付、以下同)は、ウインブルドン4回戦で、第9シードのマリン・チリッチ(13位、クロアチア)と対戦。1-6、1-5の時点で、左わき腹の痛みのため途中棄権を申し出て、自身初のベスト8進出はならなかった。
錦織のウインブルドンでの棄権はこれで3回目。グランドスラムデビューとなった2008年大会1回戦では、左側の腹筋痛のため途中棄権し、昨年は左ふくらはぎの筋膜炎のため2回戦を棄権した。
今回は棄権したくない思いが強かったのか、錦織にしてはめずらしく無茶ともいえるような精神状態で戦っていた。
「筋肉が切れるぐらいまではやろうかと思っていた。多少悪くなっても、そんなに大事にはならないとドクターに言われていたので。よく考えたら、あれで勝てるわけがなかった......」
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