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ラグビー日本代表に欠かせぬタックル王 エディーも太鼓判「世界トップのロックになる」 (3ページ目)

  • 斉藤健仁●取材・文 text by Saito Kenji

【ラインアウトでも「超速」を目指す】

 ブレイブルーパスの先輩でもあるFLリーチ マイケルのように、ディアンズは将来、日本代表のキャプテンを務めることにも意欲を見せる。

「チャンスがあればキャプテンをやってみたい。自分のプレーでチームメイトを引っ張っていくリーダーになりたい」

 ジョーンズHCの求める「超速ラグビー」について、ディアンズの意見を聞いてみた。

「超速ラグビーはちょっとずつうまくなってきている。アタックもディフェンスもよくなってきているので、次はきつい時間帯でもっとできるか、が課題ですね」

 指揮官もディアンズに対して、ラインアウトでも「超速」を求めている。

「ラインアウトはスピードと一番高いところで取ること。動きの速さも大事だが、ジャンプとリフトに集中することにもフォーカスしてほしい。そこにも『超速ラグビー』が色濃く出てくる」

 日本代表は9月15日に行なわれるPNC準決勝でサモア代表(同13位)と対戦する。ディアンズは「フィジカルな試合になると思うが、超速ラグビーをさらにフィットさせ、勝利に貢献したい。PNCで優勝すれば、オールブラックスとの対戦(10月26日/横浜・日産スタジアム)につながるはず」と意気込む。

 いまや日本代表に欠かせない存在となりつつあるディアンズ。2027年ワールドカップだけでなく、2031年、そしてそのさらにその次の大会に出場する可能性もあるだろう。

 日本語はペラペラで、試合前の国歌も大声で歌う。日本をこよなく愛するニュージーランド生まれの22歳。子どもの頃からの夢だった「世界一のロックになる」想いを抱きながら、グラウンドに立つたびにその歩みを大きく前に進めている。

著者プロフィール

  • 斉藤健仁

    斉藤健仁 (さいとう・けんじ)

    スポーツライター。 1975年4月27日生まれ、千葉県柏市育ち。2000年からラグビーとサッカーを中心に取材・執筆。ラグビーW杯は2003年から5回連続取材中。主な著書に『ラグビー『観戦力』が高まる』『世界のサッカーエンブレム完全解読ブック』など多数。

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