堀江翔太が復活アピール。スクラムには
「15年時より今のほうが強い」 (4ページ目)
現在、日本代表候補は約60人いて、ウルフパックとサンウルブズに分かれて強化している。ただ、チームの方向性、目指す戦い方は同じである。強化試合で露呈したゲームの入りなどの課題を克服し、それぞれがさらにレベルアップしていく必要がある。
今年の3月にはラグビーでもずっと応援してくれた父を病気で亡くした。けがや悲しみを乗り越え、堀江は人間としてさらに強くなるのだろう。「ワールドカップへの手応えは?」と聞かれると、こう言った。
「必死にやっている最中なので、うまくいける、とはまったく思わないですね」
焦らず、慌てず、諦めず。前回のRWCで逃した決勝トーナメント進出へ。堀江のチャレンジは続くのである。
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