2021.02.07

牧瀬里穂とCM共演など日本でも人気。伝説のQBジョー・モンタナとは?

  • 津金壱郎●文 text by Tsugane Ichiro
  • photo by Getty Images

 2月7日(日本時間2月8日)、NFLの「第55回スーパーボウル」がフロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催される。

 アメリカが大熱狂する年に一度のスーパーイベントまで勝ち上がったのは、カンザスシティ・チーフス(AFC王者)とタンパベイ・バッカニアーズ(NFC王者)。今年は新旧のNFLを代表するQB(クォーターバック)が対決することで、さらに注目が集まっている。

日本のNFLブームの火付け役にもなったジョー・モンタナ日本のNFLブームの火付け役にもなったジョー・モンタナ  チーフスのQBは、2017年ドラフト1巡目・全体10位指名で入団したパトリック・マホームズ。1997年途中から1998年末まで横浜ベイスターズに在籍したパット・マホームズ投手を父に持つ25歳だ。昨シーズンはTE(タイトエンド)トラビス・ケルシー、WR(ワイドレシーバー)タイリーク・ヒルといった攻撃陣を率いてスーパーボウルでサンフランシスコ49ersを撃破し、入団3年目でNFL王者に輝いた。

 シーズンオフには、10年総額5億300万ドル(約540億円)で契約を更改。年俸換算約54億円という金額は、ロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平のチームメイトであり「MLB現役最高の選手」と称されるマイク・トラウトの年俸38億円を超え、アメリカ4大プロスポーツ史上最高額となった。

 対するバッカニアーズのQBは、43歳のトム・ブレイディ。「NFL史上最高のQB」との呼び声も高いブレイディは、移籍1年目でバッカニアーズを18年ぶり2度目のスーパーボウル進出に導いた。

 ブレイディはニューイングランド・ペイトリオッツに2000年ドラフト6巡目・全体199位という下位指名ながら、プロ生活20年間でスーパーボウルを6度制覇。高年齢がネックとなって年俸面で折り合いがつかず、このオフにペイトリオッツを離れるも、このスーパーボウルへの返り咲きによって2年総額6000万ドル(約66億円)の価値を証明したと言える。

 新旧スーパースターQBの対決が実現することで、果たしてどんな名シーンが生まれるのか。スーパーボウルの歴史を振り返ると、今もファンの記憶に刻まれる数々の名シーンがある。そのなかでも、もっとも有名なのが『ザ・ドライブ』だろう。