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史上最高QBマニングは、
スーパーボウルで有終の美を飾れるか? (4ページ目)

  • 永塚和志●取材・文 text by Kaz Nagatsuka  photo by AFLO

 ブロンコスの球団上級副社長を務めるジョン・エルウェイは、かつて1980年代前半から1990年代後半にかけて活躍したスターQB。エルウェイは最初に出場した3度のスーパーボウルでいずれも敗れたものの、その後は2度の出場をともに勝利し、スーパーボウル王者として引退した。

 マニングもエルウェイと同様に、有終の美を飾って現役生活に幕を下ろすのだろうか。2007年のインディアナポリス・コルツ時代に手に入れた「スーパーボウルリング1個」というのは、彼の輝かしい実績からすれば寂しすぎる。

 今年3月で40歳を迎えるマニングは、今回のスーパーボウルを最後に引退するのではないかと言われている。「彼に花道を飾らせてあげたい」と願うNFLファンも多いことだろう。ただし、相手はリーグ1位の得点力(1試合平均31.2得点)を誇るパンサーズ。次世代のNFLを担うニュートンが新たな世界を切り開くシーンを見たい、という声も多い。

 はたして、勝利の女神が微笑むのはどちらか――。その答えは、2月7日に明らかとなる。

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