NBA伝説の名選手:ティム・ダンカン 堅実なプレーで「スパーズ王朝」の柱であり続けた史上最高のパワーフォワード
ルーキーイヤーから現役終盤まで、高いレベルのプレーを維持したダンカン photo by Getty Images
NBAレジェンズ連載15:ティム・ダンカン
プロバスケットボール最高峰のNBA史に名を刻んだ偉大な選手たち。その輝きは、時を超えても色褪せることはない。世界中の人々の記憶に残るケイジャーたちの軌跡を振り返る。
第15回は、5回の優勝、数々の個人賞の実績が物語るように、NBA史上最高のパワーフォワードと評されるティム・ダンカンを紹介する。
世界最高のプロバスケットボールリーグNBAには、フットボールや野球、サッカーなどの他競技を経てバスケットボールへのめり込んだ選手たちがいる。
今回紹介するティム・ダンカンは、14歳で水泳からバスケットボールへ転向した異色のキャリアを持つ異端児とも言える。 "シルバー&ブラック"が特徴のサンアントニオ・スパーズを代表する選手となった男がどんなキャリアを送ってきたのか。
著者プロフィール
秋山裕之 (あきやま・ひろゆき)
フリーランスライター。東京都出身。NBA好きが高じて飲食業界から出版業界へ転職。その後バスケットボール雑誌の編集を経てフリーランスに転身し、現在は主にNBAのライターとして『バスケットボールキング』、『THE DIGEST』、『ダンクシュート』、『月刊バスケットボール』などへ寄稿している。