河村勇輝、初の日本代表でトム・ホーバスHCにアピール。「やっとスタートラインに立てた。チャンスはある」
河村勇輝インタビュー@後編
福岡第一高校時代にウィンターカップ2連覇を成し遂げ、高校3年時には特別指定制度を利用して三遠ネオフェニックスに加入し、B1史上最年少出場記録を更新。そして高校卒業後は東海大学に進学し、現在は横浜ビー・コルセアーズの一員としてBリーグでもプレーしている。
今年2月には、ついに日本代表候補15名のなかにも選ばれた。その勢いは、とどまるところを知らない。しかしまだ、河村勇輝は20歳。日々どんなことを考えているのか、彼の素顔に迫ってみた。
◆河村勇輝@前編はこちら>>「プレースタイルに変化。アシスト倍増、3Pが減った理由を聞いてみた」
アジア大会の日本代表候補にも招集されたこの記事に関連する写真を見る---- 河村選手も20歳となり、大人の年齢となりました。コート外でのプロ意識やセルフプロデュース、メディアに対しての受け応え、SNSでの発信など、以前よりも意識は高まったりしていますか。
「メディアでの言動や発言は、かなり気をつけている部分があります。バスケットの露出が(野球やサッカーといった)ほかのスポーツに比べて少ないなか、ひとつの言動や発言がバスケット全体の印象になりかねない危険性もあると思っています。そういった意味では露出が少ないからこそ、ひとつひとつの言動や発言には気をつけたいなと思っています」
---- SNSの発信は以前よりも積極的になった印象があります。
「SNSでの発信を待ってくれているファンやブースターの方もいらっしゃるので、特にツイッターではつぶやいたりしています。ただ、最近はSNSに時間を割くことが減ってきたので、もうちょっとやっていかないといけないな、というふうには思っています」
---- 河村選手の発言を、ファンはもっとSNSでも待っていると思いますよ。
「そうなんですよね......そこはプロ意識、ダメっすよね。出したいっていう気持ちになかなかならず、(SNSを)開かないので。そういったところは、もうちょっとプロ意識を持ってやらねばと思います」
---- とはいえ、本業であるコート上でのプレーに集中したいのでしょうね。
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