2017.12.13

NBAは「アメリカ以外出身」がスゴい。
異能の世界超人たちが大暴れ

  • 水野光博●文 text by Mizuno Mitsuhiro
  • photo by Getty Images

 レギュラーシーズンの4分の1が消化した2017-2018シーズンのNBA。連日、激しい順位争いが続いているが、今回は昨今の「あるトレンド」について触れてみたい。

ナイジェリア人の両親を持つギリシャ出身のアデトクンボ「108/450」

 これは、2017-2018シーズンの開幕ロスター登録選手数のうち、海外出身選手の占める割合だ。開幕ロスターの海外出身選手登録が100人を超えたのは4季連続で、今季の登録選手の出身国数42ヵ国はリーグ最多記録になる。

 海外出身選手はNBA全30チームすべてで登録されており、トロント・ラプターズとユタ・ジャズには最多7人もの海外出身選手が在籍。さらに、今季から各チーム2名までGリーグ(※)でシーズンを過ごしながらNBAチームでも45日間プレーすることができる「2ウェイ契約」が結べるようになり、5人の海外出身選手がこの契約を結んでいる。

※Gリーグ=NBAゲータレードリーグの略称。将来のNBA選手を育成する目的で発足。

 この108人のなかには、オーストラリア生まれのカイリー・アービング(ボストン・セルティックス/PG)など、アメリカ国籍を有する選手も含まれている。それでも、いまや世界のどこで生まれても能力さえあればNBAへの道はつながる時代になったと言っていいだろう。

※カッコ内は昨季レギュラーシーズン成績。ポジションの略称=PG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)。