メダルはなくても。日本女子バスケが
リオで見せた「夢のような」輝き (6ページ目)
吉田は「夢のようだった」と今大会を振り返り、こう続けた。
「このチームでバスケットをできたことが楽しかったです。1試合でも多く、このチームで試合をしたかった」
ベスト8に終わった。しかし、持たざる者が強大な持てる者に、知恵と勇気と情熱をもって立ち向かい、世界を驚かせ続けた。"ファンタスティックファイブ"の胸にメダルはない。それでも、ゴールドでもシルバーでもブロンズでもないが、彼女たちの胸に燦々(さんさん)と輝くメダルが見えると言ったら、それは言い過ぎだろうか。
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