【男子バスケ】全米も注目!規格外の17歳、八村塁とは何者だ? (2ページ目)

  • 水野光博●構成・文 text by Mizuno Mitsuhiro  photo by AFLO

 高校はバスケの名門、明成高校に進学。高校1年で早くもチームのエースとなり、その年の12月に行なわれたウィンターカップ(全国高校選抜)で全国制覇を達成する。個人では大会得点ランキングで2位となり、1年生ながら大会ベスト5にも選ばれた。

 さらに、U-16日本代表の中心選手としても活躍し、チームのアジア予選3位に貢献。日本のジュニア代表を15年ぶりとなる世界選手権出場に導いている。

 そして昨夏、高校2年で迎えたU-17世界選手権では、16チーム中14位に終わるも、八村は1試合平均22.6得点で大会得点王に輝く。のちに優勝することとなるアメリカとの一戦は38-122の完敗だったが、八村は25得点を挙げて、その存在を世界に知らしめた。

 解説を加えるなら、八村やU-17日本代表の面々は、インターハイ(高校総体)の準決勝を終えた直後に開催地のドバイに向かう強行スケジュール。もちろん、アメリカとの戦力差は計り知れないが、準備時間があれば、もう少しやりようがあったはずと悔やまれる。ただ、八村はアメリカ戦後のインタビューで、「悔しかったけど、楽しかった」と下を向かなかった。

 その後、U-17世界選手権・得点王の看板を背負い、八村は今年4月にニューヨークで開催された『ジョーダン・ブランド・クラシック』に日本人として初めて選出され、世界選抜チームの一員として出場。このイベントは、過去にカーメロ・アンソニー(ニューヨーク・ニックス)やクリス・ポール(ロサンゼルス・クリッパーズ)も出場したことがある、若手注目の大会だ。その試合で八村は、18分の出場で9得点5リバウンド1ブロックを記録した。世界選抜についての感想を聞かれた八村は、「敵わないと思う選手はいなかった」と語っている。

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