【F1】日本GPのベストレースは鈴鹿全体が沸いた2012年 表彰台の頂点に立つ夢は角田裕毅に託して (4ページ目)
ただのレースではなく、シーズンを通して、いやキャリアを通してようやく辿り着いた感動のストーリーに、鈴鹿全体が沸いた。少なくとも日本GPでは、まだあんな体験はしていない。
そういう意味で、この2012年の日本GPをベストレースに選びたい。
そして2025年、これまで日本人ドライバーの誰もが成し得なかったトップチームからの参戦という夢を角田裕毅(レッドブル)が成し遂げた今、表彰台のさらに上という場所が夢ではなく現実的な目標となった。あの2012年を超えるベストレースがもうすぐ誕生することを期待しながら、この原稿を締めくくりたいと思う。
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著者プロフィール
米家峰起 (よねや・みねおき)
F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。
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