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【F1】角田裕毅の2025年は極めて重要なシーズン レッドブル昇格も「まだ希望は捨てていない」 (4ページ目)

  • 米家峰起●取材・文 text by Yoneya Mineoki

【オフのトレーニングで肉体強化】

 角田自身もそのことはよくわかっている。だからこそオフのトレーニングもこれまで以上にやり込んで、身体レベル測定の数値はどれも自己ベストを更新したという。その肉体が自信を与えてくれると同時に、確固たる目標を見定めていることがメンタル面の安定と強さにもつながる。

「今年はやりたいと思っているリーダーシップの確立だったり、成し遂げたいことがたくさんあります。将来ドライバーズチャンピオンになるために、今年は昨年以上に成績を上げて、来年につなげられるようないい走りがしたいと思っています」

 純白のマシンですべてをリセットし、角田裕毅はただひたすら上だけを見て走り続けるつもりだ。

著者プロフィール

  • 米家峰起

    米家峰起 (よねや・みねおき)

    F1解説者。 1981年1月31日生まれ、兵庫県出身。F1雑誌の編集者からフリーランスとなり2009年にF1全戦取材を開始、F1取材歴14年。各種媒体に執筆、フジテレビNEXTやYouTube『F1LIFE channel』での解説を務める。

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