角田裕毅が今季ベスト&ワーストを語る「あれが今年一番のミス。でも全然、後悔していない」 (2ページ目)
それとベルギーGP(第13戦)もよかったですけど、(エステバン・)オコンに対してはタイヤを守るためにあまり無理をしなかったところもありつつ、行かせようと思っていたわけではなく行かれてしまったので、もう少しうまくやれたかなという気もしますし」
── ワーストレースはやはり......?
「ワーストレースはメキシコ(第20戦)ですね。ポイントが獲れたレースで獲れなかったというのが大きいですね。後半戦はパフォーンマンス自体、悪くなかったと思います。あちこちミスもありましたけど、一番大きかったのはメキシコですね。あれが今年一番のミスだと思います」
── メキシコのミスは角田選手のなかでもかなり大きかったのではないかと思います。あそこから立ち直ることができた理由は?
「もちろんあれは大きなミスでしたけど、仕掛けたこと自体は全然後悔していないし、悪くなかったと思っています。ただ(オスカー・ピアストリに対してインを閉めすぎてしまった)ちょっとした考え方のすれ違いというか、そういう部分のミスはこれからも修正していきたいなと考えています」
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合格点といっていいかはさておき、「昨年よりも着実に成長できている」というのが角田の自分自身に対する評価だ。
生まれ持った速さは、F1にデビューする前からわかっていたことだ。ドライビングのスキルも、もともと高い。
問題は、それを常に100パーセント、出しきれるかどうか。デビュー当初はフラストレーションを爆発させてミスを犯したり、体力が足りずに集中力を切らすこともあった。しかし、3年目の角田はその点を大きく成長させ、本来の力を安定して出せるようになったという。
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── 今シーズン、ドライバーとして最も成長できたと思うところは?
「コンシステンシー(一貫性)ですかね。平均的にいい走りをする、いいパフォーマンスを発揮するということですね。
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