女性ドライバー、タチアナ・カルデロンが
SF参戦もコロナ禍で一時帰国 (5ページ目)
「初めてスーパーフォーミュラの車両をドライブしたけど、すごくF1に似ているなという印象です。ダウンフォースが高くて、身体にかかるGフォースもすごい。ただ、タイヤは私が長年経験してきたピレリとは特徴がかなり違って、慣れるのに苦労しました。頭の中で引き出しのチャンネルを切り替えないといけないような感じでした。
でも、少しでも無理をしてコースオフしてしまうと、貴重なテストの時間が失われてしまうから、一歩ずつ着実に走って感覚を掴んでいって、自信がついてから攻めていくことを意識しました。すべてに満足はしていないけど、いい2日間でした。エンジニアともしっかりとコミュニケーションを取ることができたので。
もちろん、まだまだ伸びしろはあると思うから、今回の結果については満足していません。学ばなければいけないことが多いし、とくにタイヤに関しては温まり方や限界値など、まだ掴みきれていない。そのあたりを早く習得して、みんなとのギャップを一刻も早く縮めていきたいです」
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