レッドブル・ホンダ、準備万端。
ストレートでもライバル以上の速さの可能性 (4ページ目)
「このマシンをドライブしたわけでもないのに、何がわかるんだろうね。たまたま運が悪く風の影響を受けてコントロールを失うこともあるし、プッシュをしていればなおさらだ。僕はテストのうちにクルマの限界を確かめておきたかったんだ。開幕戦を迎えてからプッシュして、さらなる速さを見つけることはしたくないからね」
アタックラップではストレートエンドで常に312km/hを記録し、全10チームのなかで上位につけた。22秒間のうちターン1のS字コーナー入口以外は全開という、ストレート主体のセクター1でも速さを見せた。
ホンダのパワーユニットはテスト前週の2日目午後を除いて5日半を1基のICE(エンジン本体)で走破し、アルファタウリは6日間を1基で走破。メルセデスAMGやフェラーリのパワーユニットに次々とトラブルが発生する一方で、ホンダの信頼性は極めて高く、ストレートでライバル以上の速さをもたらすパワーも感じさせた。
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