2019.08.29
佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。
実力で「犯人扱い」の声を封じた

- 天野雅彦●文 text by Masahiko Jack Amano
- 松本浩明●写真 photo by Hiroaki Matsumoto
一方、今年のインディ500ウィナー、シモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)は5位フィニッシュでランク2番手に浮上。トップを行くニューガーデンとは38点差だ。次戦ポートランドでの結果次第で、チーム・ペンスキーのドライバー2人が最終戦でタイトルを賭けた一騎打ちを繰り広げることになる。
果たしてニューガーデンはこのまま逃げ切れるのか。彼は「3レース続けてうまくいかなかった我々としては、それを忘れて残る2戦に臨むだけ。アタックする姿勢を、幾らかの注意深さとともに保つことが必要だと思う」と語っている。