「雨のタクマ」は惜しいチャンス。悪天候で右往左往のインディ第4戦 (4ページ目)
ここでニューガーデンは早々にウェットタイヤに交換。一方、ブルデー、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)、ハンター-レイという大ベテランの元チャンピオンたちがスリックタイヤで走り続けるというギャンブルに出た。しかし、雨は強まってニューガーデンが完勝でシーズン2勝目。2位はハンター-レイ、3位には状況判断が結果的に正解だったジェイムズ・ヒンチクリフ(シュミット・ピーターソン・モータースポーツ)が入賞した。
琢磨は月曜のスタートと同じ8位でゴールした。燃費をセーブして1ストップで走り切る作戦に出たが、それが外れてしまった。
結果的に月曜の戦いでは、2ストップでスピードを追求し、早めにウェットタイヤへと換える作戦が正解だった。雨に速い琢磨がその選択をしていればと考えると、惜しいレースとなってしまった。
4 / 4