ホンダを喜ぶトロロッソほか、
今季F1参戦の全マシンを総チェック! (10ページ目)
ザウバー(C37)【10】ザウバー
マーカス・エリクソン(スウェーデン/27歳/No.9)
シャルル・ルクレール(モナコ/20歳/No.16)
スウェーデンのテトララバル社を中心とした投資ファンドの買収によって資金難を脱したザウバーは、今季アルファロメオとの提携によってさらなる飛躍を目指す。これはフィアットのマルキオンネ会長の肝煎りの計画であり、同グループのフェラーリから最新パワーユニットが提供されるほか、資金面でも支援が注入されるなど、フェラーリのジュニアチームとしての再建を進めている。
チーム創設者であるペーター・ザウバーの後を受けてチーム存続に貢献してきたモニシャ・カルテンボーンもチーム代表兼CEOを解任され、GP2などに参戦するARTグランプリの代表を務めてきたフレデリック・バスールが昨年6月に代表に就任。ホンダとの提携合意を解消し、アルファロメオを選んだ。
マーカス・エリクソンは母国スウェーデンからの資金的支援もあり在籍4年目を迎え、チームメイトにはフェラーリ育成ドライバーであり昨年圧倒的な速さでFIA F2を制した期待の新人シャルル・ルクレールが起用。ドライバーラインナップにおいてもフィアット色が濃くなっている。
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