まさかのアロンソ参戦! インディ500と
マクラーレンの意外な関係 (2ページ目)
スペインGP終了後すぐに渡米し、マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのマシンで、できるだけ多くの周回を重ね、マシンを自分のものにしていきたい。また、とても優秀なアンドレッティ・オートスポーツのクルーと一緒に仕事ができることをとてもうれしく思う。彼らが持つ知識と経験から多くを吸収したい」
おそらくF1側のエンジニアリング・スタッフもサポートに入ることになるであろうアロンソの戦いは、今から楽しみだ。
若いモータースポーツファンには古すぎる話になってしまうが、実はマクラーレンは1970年代にはインディカーでも戦っていた。もともと1960年代に北米で行なわれていたスポーツカーレースのカンナムシリーズで活躍し、70年代にはインディカーのマシンも作るようになった。
72年にはマーク・ダナヒュー(チーム・ペンスキー)がマクラーレン・シャシーで初めてインディ500に優勝。マクラーレン本家のチームも79年まで参戦を続け、74年と76年にジョニー・ラザフォードのドライビングでインディ500優勝を飾っている。今年のアロンソは、その時代と同じく、マクラーレンのシンボルカラーであるオレンジにペイントされたインディカーで走るという。
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